


私たち同志社小劇場は明日から新町週に突入します。新町週とは小屋入り前の準備期間みたいなものです。普段京田辺キャンパスで稽古をしている同志社小劇場特有の呼び名ですね。体力的にも精神的にも金銭的にも稽古期間中で最もツラい一週間と評判です。役者にとっては慣れないうえに狭い稽古場になるためストレスが溜まります。檻の中のハムスターを彷彿とさせます。動物園を造った人類に対する報復なのかもしれませんね。ただでさえ本番が近付きピリピリしているので色々まずいです。こわいです。スタッフ達も作業が本格的に始まる部署が多く、慌ただしくなります。新町週前にやっとけよ。そんな事言ったらダメですよ。何も解決されませんからね。参加者は皆、授業への執着が拭いきれない状況で新町週を過ごします。授業行って、新町来て、授業行って、新町来て…みたいな繰り返しはアタマがおかしくなりそうです。毎日鏡に向かって「お前は誰だ?」と問いかけているような気分です。よく分かりません。お金の問題は深刻です。新町週の野郎に家帰って自炊をする時間も体力もこれでもかと言うほどにしゃぶり尽くされますのでコンビニ弁当やら外食やらに頼らざるおえません。財布はあっという間に学生証専用ケースになります。私は学生証もなくしたので割と深刻にただの皮革になります。しかも合成です。とにもかくにも新町週は人格崩壊を招くに十分なほど過酷なものと断言できます。なんでこんなツラい想いをしてるのか分かりません。座薬を入れられる時を思い出します。ツラいです。
何故我々はこんなにツラい想いをしてまで同志社小劇場で活動しているのでしょうか。
それは同志社小劇場に入った者にしか分かりません。この問いを解く方法は同志社小劇場に入団するほかありません。大きな決心が必要かもしれません。それでも、その一歩を踏み出したなら、きっとすんばらしい答えが見えてくるでしょう。そして、その一歩は人類にとっては大した一歩ではないかもしれませんが、あなたにとっては大きな一歩となるでしょう。ちなみに私は未だに答えの「こ」の字も見えていません。
ちょっと新歓を意識しましたが悪ふざけが過ぎましたね。先輩にこっぴどく叱られそうです。やだなぁ。でも今日の事は忘れて明日からの新町週を頑張りたいと思います。またの機会をご贔屓に、それではみなさんさようなら。
新歓係・一柳
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